映画、
ワールド・オブ・ライズの
感想
○出演:
レオナルド・ディカプリオ、
ラッセル・クロウ、
マーク・ストロング、ゴルシフテ・ファラハニ、オスカー・アイザック、サイモン・マクバーニー、アロン・アブトゥブール、アリ・スリマン
○監督:
リドリー・スコット
○制作年:2008年
○制作国:アメリカ
○上映時間:2時間9分
○配給:ワーナー・ブラザース映画
映画、
ワールド・オブ・ライズを観てきました☆
ワールド・オブ・ライズは、中東(ヨルダン)に存在する爆破テロ組織を追跡するため、CIAの現地工作員フェリス(レオナルド・ディカプリオ)と、ボスのホフマン(ラッセル・クロウ)を中心に、腹のさぐりあいをしながら、爆破テロ組織のリーダーを追跡する話です。
最近よくみかけるこの手のテーマは、真新しさこそ感じませんでしたが、CIA(US)の最先端の情報機器を駆使した追跡と、最先端の情報機器に追われないために、人から人へと直接指示を伝えて動いていく中東のテロ組織のネットワークが、“対比的”であり、“リアル”でとても興味深かったです♪
ワールド・オブ・ライズの役作りのために28キロも体重を増やしたという
ラッセル・クロウは、「嫌なヤツ〜!(怒)」と心底思ってしまうほど、外見も演技も素晴らしく、危険と隣り合わせの現地工作員を演じたレオナルド・ディカプリオも適役だな〜って思いました。
でも、わたし的には、
ワールド・オブ・ライズの
映画の中で、主役ではないけれども主役級の存在感があった、ヨルダン情報局(GID)の責任者のハニ(
マーク・ストロング)が1番オイシイところを持っていったような気がします。
「嘘は嫌いだ」「私に嘘をつくな」などと、協力関係を結ぶにあたってフィリスに要求していたハニですが、最後の最後に、最も大きな嘘をついて作戦を成功させるハニ。
ハニを演じた
マーク・ストロングは、1963年8月生まれのイギリス俳優さんですが、父イタリア人、母オーストラリア人のためか、独特の風貌の魅力が、得体の知れない怖さと魅力をかもし出していて、目が離せませんでした☆><
ラストはあっけなく終わった感がありましたが、途中の展開は少し目を離したらストーリーについていけなくなるようなスピード感があったので、映画館で観る際は、途中でお手洗いに行きたくならないよう水分摂取は控えめに(?)した方がいいかもしれない
映画ですよ。(笑)