映画、
エビータの
感想 ★★★☆☆
○出演:
マドンナ アントニオ・バンデラス
○監督:
アラン・パーカー
アルゼンチンの聖母と呼ばれたエバ・ペロンという女性の生涯を綴った
映画。エバ・ペロンは、いまでもアルゼンチンの国民にとって聖母のままだそうです。
だから、
マドンナが主演を演じることが決まりかけると、「セクシー路線の
マドンナが聖母のエバ・ペロンを演じるなんて冒涜だ!」と、アルゼンチンから猛反対が起きたんですね。
でも、
マドンナは本当にエバ・ペロンを演じることを熱望していて、確か何度もアルゼンチンを訪れ、熱心に交渉したとか。その甲斐あって、
マドンナが主演に決定しましたが…。わたしは、マドンナにピッタリの役どころだったように思います。
私生児として生まれながらも、力強く生き、アルゼンチンの大統領夫人となったエバ・ペロン。子宮癌で33歳という若さでなくなってしまったけれど、人生を「完全燃焼」したような生き方には感動を覚えます。
なんだか元々エバ・ペロンについて詳しいような書きっぷりですが…。(笑)実は、わたしは
エビータの
映画が話題になるまで、
エバ・ペロンという女性の存在すら知りませんでした。(*^^*;)
エビータを観て、はじめてエバ・ペロンという女性に興味を持ち、数冊本を読んだんです。わたしが読んだ本をご紹介させて頂くと…。
1冊目は、
エビータの真実という本。
映画ではよく分からない生い立ちや、苦労、なぜ「聖母」と呼ばれるようになったのか等が詳しく分かります。わたしは、1人の女性の「人間らしい部分」が垣間見れて、
映画よりも感動しました。
もう1冊は、
エビータ―写真が語るその生涯という写真つきの本。
写真って、文章よりも膨大な情報量を与えてくれることがありますよね。こちらも、本当のエバ・ペロンの姿が見れて、マドンナ演じるエバ・ペロンとは一味違った感動をもたらしてくれました。